初日のA級特選5Rで6番手になりながらも2センターから外を踏み、一気にアタマまで突き抜けた会沢龍。「魚屋君の仕掛けを見てしまった。位置取りはまずかったけど、車は出ましたね」と振り返るように11秒1の好ラップを刻んだ。1㍍60にも満たない小兵だが、山椒(さんしょう)は小粒でもピリリと辛いの例え通りパンチ力がある。今期の競走得点は92点をオーバー。S級復帰に向けて視界は良好だ。きょうの準決4R、売り出し中の阿部は確かに手ごわいが「行けるところをしっかり仕掛ける」と無傷での決勝進出に気合十分だった。
【武雄FⅠ2日目4R】会沢 気合増して
2021/6/11